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旭館だより

春の山菜

2012年5月18日 金曜日

3月になってもとんでもない寒い日が続いたので冬眠延長。

4月はブログも何もかも単に怠けているうちに突然5月も半ばになって気付いたら山深い

ここ王滝村も春満開でした。

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5/11 標高1100m清滝付近のカツラの芽吹き     旬の山菜4種

 

今頃の新緑は毎朝微妙に色合いが変わって良いものですが、私の場合は景色より食い気です。

「冬眠から覚めた熊は芽吹いた灰汁の強い草木をもっぱらに食べて、まず腸を掃除するのだ」

という話に妙に感心したことがあります。

冬の間「喰っちゃ寝ぇー、喰っちゃ寝ぇー」状態で毎年腹回りだけが成長してしまう身とし

ては、深い反省とともに食い気も一時的に山関係に走るのです。

「熊のことは分かるけど、人間も同じことなの?などの質問は王滝村では禁止されています。

 

                                       

とりあえず、この春に食べた野草を時期の早い順に並べてみると

フキノトウ、アサツキ、ニンジン葉(セリ科の多年草で図鑑をみると白根ニンジンの類みたい

だが正しい名前はシラネ)、モモラ、コゴミ、ギョウジャニンニク、二リン草、ウコギ、チチ菜

タラ、ハリギリ、コンレツ、セリ、ギボシ、スイバ、イタドリ、山椒、わさび、ワラビ

                     ・・・とまあ「コレデモカ」状態になります。

 

自給率100%なので経済問題は軽くクリアーしますが、栄養というか食水準問題は熊さん

猿さん並みになります。

「クマ、サル並みなのは栄養レベルだけじゃないべ。おぬしの場合は他にもあるんでないの?

などと突然北海道訛りになって追及したりすることもやはり禁止です。

 

採って食べるだけでなく、お客様との山菜コミュニケーションも、もう一工夫ありですかね。

      ・・・・()

 

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